雑記

漫画「ジュピタリア」を読んだ

新刊単行本「ジュピタリア」第一巻を読みました。

「キングダム」の原先生の帯の言葉「懐かしいようで、新しい本格SF漫画」に惹かれて購入。

2150年の未来のお話。

宇宙、惑星間を自由に航行できるようになった時代、無重力下の木星圏で生まれたジュピタリアンの主人公リコの物語。

両親は事故で失い、ジュピタリアンの研究対象として扱われ、学校では特異体質のため、酷い差別を受ける日々。

ある日、船体サルベージを生業とする回収屋レイジと出会い、新しい世界へ踏み出していく…

 

リアルなSFもので、宇宙船のディティールやガジェットがワクワクします。

今のところ、宇宙人やバトルシップなどは出てきませんが、映画「スターウォーズ」の汚れた宇宙船、ファルコン号などリアル感と同じ匂いがしてきそうな描画です。

リコ少年の成長、ジュピタリアンとして覚醒していくのか、展開が楽しみです。

ちなみに作者の梶山さんはこの作品が初連載、初単行本化だそうです。

あとがきから真面目な人柄が出ています。JAXAにも取材をしているそうです。

期待の新人作家さん、応援していきたいと思います。